「複雑な味わい」
エクアドルのコーヒーも、自分焙煎は初めて。
世界のコーヒー豆生産量ランキングで40位代、シェアは0.05%ほどなので見かける機会も少ないかもですが、生産の量は問題ではありません。
ベネズエラに引き続き、場所をあらためて確認。
南米大陸の西側の、コロンビアとペルーの間。
ガラケーの語源の、太平洋の沖にあるガラパゴス諸島もベネズエラ領。
南米大陸の西海岸沿いを、北から南まで貫くアンデス山脈。
そのアンデス山脈で育てられた豆、その名もアンデスマウンテン。
さて、お味の方は。
中煎りでは、いい意味でなかなか複雑な味わい。
果実感はあるけど、ただの甘酸っぱいフルーティさとはちょっと異なる、落ち着いた穏やかな甘酸っぱさ。柑橘感もある。
また、香ばしさにも似た、チョコ感でもナッツ感でもない味を感じ、それをカカオ感と表現しましょう。
そのカカオ感がこのコーヒー全体の、落ち着いた感じのベースとなっています。
上質感やクリアさもあり、ほどよいボディ感も。
文章の長さの分だけ、味わいに厚みがあります。
中深煎りでは、一番最初は焦げ感のような強い苦味があるものの、すぐにすっと引いてなくなり、穏やかな苦味が残る感じ。
中煎りの時に感じたカカオ感は、ナッツ感に近い味になった気がします。
甘酸っぱい果実感もあり。
苦味感が少し前に出た分、全体の複雑さは中煎りよりは落ちるものの、クリーンカップであることは変わらず、ネガティブな要素は感じない。
中浅煎りでは、カカオ感やナッツ感はなくなり、オレンジ系柑橘感の酸味が主な旨味となり、少し単一的な味わいに。
(浅め焙煎でも豆のポテンシャルをもっと引き出す焙煎方法もあるかもですが、すみません、そこは引き続き精進します)
いずれにしても、焙煎度によって味わいの違いの幅がかなり大きい豆でした。
また味の方も、過去に飲んだことのないような、独特な味わいに感じました。
いろいろ飲んでいると、そういうことはなかなかありません。
味の重厚さは品種がティピカであることも要因かもしれません。
最近は昔ながらのティピカ種が持つポテンシャルに注目しています。


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