「酸味のうちの「ある味」を『酸』という言い方」
タイの北部、チェンライ。
過去に2回、「竹で家を建てる」というタイ武者修行ツアーに参加し、訪れた場所です。
竹技を教えてくれたのはタイの山岳民族であるアカ族の諸先輩方。
そして今回のコーヒーの生産者もアカ族です。
(以前にチェンマイで飲んだ、アカ族のAKA AMA COFFEEさんも先日のSCAJ2025イベントに参加していたようです)
タイ北部でも近年、良質なアラビカ種のコーヒーが生産されており、リタイアした欧米人の移住者の多いチェンマイ(タイ北部)などでは日本と変わらないくらいか、あるいはそれ以上の値段でコーヒーやコーヒー豆が売られています。
さて、お味の方は。
中浅煎りではもちろん、中深煎りでも、「酸味」としてしっかりと残る酸味が特徴。
この深さでのこの、元の形での酸味がガッツリと残る感じは、他に類を見ません。
これまで、読んだり聞いたりしたときに何となく違和感のあるワードなので使ったことがなかったけれど、あえて『酸』と言いましょう。
この豆は、鮮やかな『酸』が特徴の豆と言い切れましょう。
「酸」と柑橘系の区別も難しいところではありますが、中浅煎りよりも中深煎りの方が柑橘系な感じも感じられ、また少しのフルーティな甘味も加わり、少し複雑な味わいを出しています。
中深煎りでも「酸」がしっかりと残っているので、中煎りや中浅煎りになると、酸味が少し苦手な方には、酸味の程度のコントロールが重要なところ。
使用するドリッパーやペーパーを選んだり、挽き目も思い切った粗さにするなども含めて、好みになるようコントロールします。
中浅煎りくらいになると、酸が特徴のコーヒーはどうしても味が酸味系のみに偏って、単調になってしまうんじゃないでしょうか(酸味が得意ではない人間の、偏見でしょうか?)
まあその辺は、「使用する焙煎機の種類と焙煎手法によってそうなってしまわない、いい味を出す」ということを、他の焙煎士の方はされているということなのかもしれませんが。
(いつも以上にマニアックですみません)
『酸』をしっかり感じたいなら、おすすめの1杯です。


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