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【はじめましてコーヒー シリーズ Vol.105】 「ペルー カハマルカ ウォッシュド」 中浅、中、中深煎り

 

「『柑橘系』の味の種類」

 

南米、ペルー。

良質な豆が多く、また有機JAS認証の豆も多い印象。

この豆もJAS認証。

 

カハマルカとは有名な産地の名前。

カハマルカの豆は3種類目。

 

さてお味の方は。

 

以前のものと同様、一番好みの味が出ているのは中深煎り。

酸味の感じが深く焙煎されるとちょうどいい柑橘系の旨味となり、そこに深め焙煎の苦味と、甘味とがちょうど上手く合わさって、バランスよく厚みのある味わいとなってます。

柑橘系の感じは、過去の同地域の豆よりも明るい感じで、かつこの焙煎度の深さのわりにしっかりと残っている。

オレンジというより、グレープフルーツ系か?

 

中煎り、中浅煎りでは明るい柑橘系がよりしっかりと残っていて、器具や挽き目などによってどこまで好みの味になるようコントロールしていくかがポイントになってくるでしょう。

 

しかし、この豆の柑橘系。

上で「グレープフルーツ系か?」とは書きましたが、これまで味わったことのない独特な柑橘系。

表現の実力不足と言われればそれまでですが、これまで体験してきたものとは明らかに異なる。

 

世の中にはまだまだ体験したことがない味のコーヒーがあるようです。