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【はじめましてコーヒー シリーズ Vol.103】 「インドネシア スラウェシ トラジャ ウォッシュド 」 中浅、中、中深煎り

 

「インドネシア 初のウォッシュドのお味は?」

 

言わずと知れたコーヒー生産大国、インドネシア。

インドネシアといえば「スマトラ式」と呼ばれる、同国独自の精製方法のコーヒーが有名で。

 

私自身もインドネシアのコーヒーといえばスマトラ式か、あるいはハニー精製であれば飲んだことはありますが、ウォッシュドは初めて。

いや、厳密に言えばバリ島のウォッシュドは飲んだことがあるけれど、ジャワ島の東の端の方なので、それはまあちょっとだけ置いておいて。

 

さてお味の方は。

 

中深煎りが、一番トータルバランスが良くて飲みやすい。

いくらかのスパイシーな感じと、ブラジルに似たナッツ感。

いわゆるスマトラ式のアーシーさというのは感じられず。

 

中煎りでは、中深煎りとはうって変わって、烏龍茶系のお茶感のコーヒー。

お茶感以外の旨味はあまり感じられず。

 

中浅煎りでは、酸味がいくらか残る、お茶感のコーヒー。

ただお茶の系統が、烏龍茶でも紅茶でもなく、日本茶?でもないような、ちょっとうまく表現できない感じのお茶感。

 

アーシーさという味わいは気候風土や地域よりも、やっぱりスマトラ式の精製方法によるところが大きいのだなということを、あらためて実感しました。