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【はじめましてコーヒー シリーズ Vol.99】 「コスタリカ イサベラ農園 ウォッシュド 」 中浅、中、中深煎り

 

「柑橘系メインで、バランスよくて厚みあり」

 

本シリーズ、Vol.100まであと1つ。

 

さて、中米の国、コスタリカ。

小国ながら上質なコーヒー豆が生産されています。

 

主な生産地は8地域ありますが、今回の豆は有名な地域のひとつであるタラスと呼ばれる地域の隣、トレスリオスと呼ばれる地域の豆。

 

品種も「ミレニオ」と呼ばれるかなり珍しい品種。

初めて飲みます。

 

精製も、コスタリカなのでハニーもあるようですが、今回はウォッシュドの豆。

 

さて、お味の方は。

 

中煎りでは、柑橘系の旨味。甘味もあり。

2回目は少し粗く挽くと、少し邪魔をしている酸味もなくなり。

少しクリーミーな感じもあり、トータルバランスがいいです。

口当たりもよく、あと口の余韻もほどよく残る感じ。

 

中深煎りでは、この深さでもまだしっかりと残る、柑橘系の感じ。甘味もあり。

加えて、少しの苦味。

柑橘系の味と苦味とがうまく重なり合うと、美味しいコーヒーになります。

中煎りの時の味に似ていますが、個人的には中深煎りの方の味が好みです。

 

中浅煎りでは、甘酸っぱいフルーティさの旨味。クリアで飲みやすい。

少しだけ粗めに挽くと酸味も抑えられて柔らかな感じになるので、軽い酸味が好きな人にはいい感じではないかと。

 

ミレニオという初めて飲む品種のコーヒーは、柑橘系がメインでトータルバランスがよく、旨味に厚みのあるコーヒーでした。

(酸味の感じは、中浅煎りの時は特に、挽き目を変えて好みになるように調整して頂くとよろしいかと)