「柑橘系メインで、バランスよくて厚みあり」
本シリーズ、Vol.100まであと1つ。
さて、中米の国、コスタリカ。
小国ながら上質なコーヒー豆が生産されています。
主な生産地は8地域ありますが、今回の豆は有名な地域のひとつであるタラスと呼ばれる地域の隣、トレスリオスと呼ばれる地域の豆。
品種も「ミレニオ」と呼ばれるかなり珍しい品種。
初めて飲みます。
精製も、コスタリカなのでハニーもあるようですが、今回はウォッシュドの豆。
さて、お味の方は。
中煎りでは、柑橘系の旨味。甘味もあり。
2回目は少し粗く挽くと、少し邪魔をしている酸味もなくなり。
少しクリーミーな感じもあり、トータルバランスがいいです。
口当たりもよく、あと口の余韻もほどよく残る感じ。
中深煎りでは、この深さでもまだしっかりと残る、柑橘系の感じ。甘味もあり。
加えて、少しの苦味。
柑橘系の味と苦味とがうまく重なり合うと、美味しいコーヒーになります。
中煎りの時の味に似ていますが、個人的には中深煎りの方の味が好みです。
中浅煎りでは、甘酸っぱいフルーティさの旨味。クリアで飲みやすい。
少しだけ粗めに挽くと酸味も抑えられて柔らかな感じになるので、軽い酸味が好きな人にはいい感じではないかと。
ミレニオという初めて飲む品種のコーヒーは、柑橘系がメインでトータルバランスがよく、旨味に厚みのあるコーヒーでした。
(酸味の感じは、中浅煎りの時は特に、挽き目を変えて好みになるように調整して頂くとよろしいかと)
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