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【はじめましてコーヒー シリーズ Vol.83】 「ブラジル イパネマ農園 プレミアクリュ ブラックエディション C26 」 中浅、中、中深煎り

 

「ナッツ感とダークチョコ感とコクのバランス」

 

コーヒー王国、ブラジル。

その中の、最大級のコーヒー農園。

その中の、上位2%がプレミアクリュ。

その中の、さらに上位がブラックエディション。

その中の、C26区画で栽培されたのが、C26。

 

ややこしいですがつまりは、いい豆。

プレミアの中のブルー、ゴールドに続いて上から3番目。

 

そして今回の精製方法はレッドハニー。

ブラジルの豆でレッドハニーはかなり珍しいかも。

 

さてお味の方は。

 

中煎りで、ブラジル特有のナッツ感がベースにある中に、ハニー系のちょっとダークチョコな苦味が混ざり合う感じの旨味。コクも少々。

 

中深煎りでは、中煎りの仕上がりに少しの苦味に加えてコクが深まることで、全体としての味のバランスがいい感じで、個人的にはこれが好みの味。

 

中浅煎りでは、軽い酸味のさっぱりしたお茶感覚の味に。ナッツ感はほぼ感じられず、ハニー系のこってり感も、うっすらと感じる程度。

 

以前にレビューしたブルーとゴールドエディションと比較すると、専門家的にはブラックが3番目という評価なのですが、ブルーとゴールドは精製方法がナチュラルなのでレッドハニーであるブラックとは単純に比較はできず。

 

専門家でなければ、どれがいいかは好みによるというところではないかと。

 

ちなみに毎回、「どの焙煎度も豆の色が一緒やんけ」って思われているかもしれませんが、セラミック焙煎だと表面上はそうなりがちかもしれませんが、中身は異なっているわけであります。