「ナッツ感とダークチョコ感とコクのバランス」
コーヒー王国、ブラジル。
その中の、最大級のコーヒー農園。
その中の、上位2%がプレミアクリュ。
その中の、さらに上位がブラックエディション。
その中の、C26区画で栽培されたのが、C26。
ややこしいですがつまりは、いい豆。
プレミアの中のブルー、ゴールドに続いて上から3番目。
そして今回の精製方法はレッドハニー。
ブラジルの豆でレッドハニーはかなり珍しいかも。
さてお味の方は。
中煎りで、ブラジル特有のナッツ感がベースにある中に、ハニー系のちょっとダークチョコな苦味が混ざり合う感じの旨味。コクも少々。
中深煎りでは、中煎りの仕上がりに少しの苦味に加えてコクが深まることで、全体としての味のバランスがいい感じで、個人的にはこれが好みの味。
中浅煎りでは、軽い酸味のさっぱりしたお茶感覚の味に。ナッツ感はほぼ感じられず、ハニー系のこってり感も、うっすらと感じる程度。
以前にレビューしたブルーとゴールドエディションと比較すると、専門家的にはブラックが3番目という評価なのですが、ブルーとゴールドは精製方法がナチュラルなのでレッドハニーであるブラックとは単純に比較はできず。
専門家でなければ、どれがいいかは好みによるというところではないかと。
ちなみに毎回、「どの焙煎度も豆の色が一緒やんけ」って思われているかもしれませんが、セラミック焙煎だと表面上はそうなりがちかもしれませんが、中身は異なっているわけであります。
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