【はじめましてコーヒー シリーズ Vol.64】 「エチオピア ジンマ」 浅、中浅、中、中深煎り

「いわゆる｢モカ｣とは少し異なるモカ」

モカはモカでも、いろんなモカがあります。

有名どころとしては「イルガチェフ」とか「ハラー」とか「シダモ」、などなど。

今回のは「ジンマ」。そういう名の地域。エチオピアの少し西部。

初めて聞きました。

こちらも品種は在来種。よく分からないという奴です。

お味の方は。

深めだと、モカらしい芳醇な雰囲気があります。

豆の寄って芳醇さの感じは違ったりするのですが、この「モカの芳醇さ」は、いつもどのように表現していいか分からない感じです。

より深いと、苦味が立つ感じ。

浅めだと、いわゆるモカとは少し違う印象です。

いわゆるモカは浅くても酸味が強くなく、柔らかい感じで出てくる印象ですが、このモカは酸味もしっかり出ます。

加えて甘味と柑橘系の旨味も。

2回目は挽き目を粗くして円錐ドリッパーで淹れると、酸味と旨味のバランスがいい感じになりました。トロッとしたミルキー感も少し。

少し系統の異なるモカを飲んでみたい方にはいいのではないでしょうか。